運動が苦手な子のおうちトレに。コーチが実際に使う道具3つ
本記事はアフィリエイト広告(楽天・Amazonアソシエイト)を含みます。商品リンクから購入されると、運営者に収益が発生する場合があります。紹介する道具は、実際の指導経験にもとづいて選んだものです。
こんにちは、ぷでぃまです!
「うちの子、走り方がぎこちなくて心配…」 「何か家でやらせたいけど、道具選びで失敗したくない」
そんな声を、保護者の方からよくいただきます。
結論から言うと、私が自宅トレでおすすめする道具は3つだけです。なわとび・バランスボード・マーカーコーン。どれも1,000〜3,000円ほどで買えて、リビングや玄関先で使えます。
小中学生の指導歴16年のなかで、いろいろな道具を試してきました。高い器具を買ったのに部屋の隅でホコリをかぶった経験も、正直あります。この記事では「安くて、場所を取らず、子どもが自分から触りたくなる」という基準で残った3つを紹介します。
この記事で分かること
- 道具選びの3基準(安い・省スペース・親がラク)
- なわとびでジャンプとリズム感を育てる使い方
- バランスボードで体幹とバランスを刺激する使い方
- マーカーコーンで動きの練習を遊びに変える工夫
- 買ったまま放置しないための「親が先に遊ぶ」コツ
道具選びの基準は「安い・場所を取らない・親がラク」

まず、選ぶときの基準からお伝えします。
運動が苦手な子のおうちトレで一番の敵は、親の負担です。準備に5分かかる道具は、平日には出せません。私も昔、組み立て式の鉄棒を買って後悔しました。出すのが面倒で、月に1回も使わなかったのです。
だから基準はシンプルにしています。3,000円以内、片手で出せる、遊び感覚で使える。この3つを満たす道具なら、続けるハードルがぐっと下がります。
使う時間も、身構えなくて大丈夫です。これから紹介する3つは、どれも1日5分・週2〜3回から始められます。
1. なわとび|ジャンプとリズム感をまとめて育てやすい

1つ目はなわとびです。定番すぎて拍子抜けしたかもしれません。でも、跳ぶ・回す・リズムを取るという動きを一度に経験できる道具は、ほかになかなかありません。
選ぶときのポイントは、ロープの長さを調整できるタイプにすることです。長すぎるなわは引っかかりやすく、苦手意識のもとになります。両足でなわの真ん中を踏んで、グリップが脇の下あたりに来る長さが目安です。
「まだ跳べないのに買っていいの?」という心配もよく聞きます。大丈夫です。私の指導現場では、まず「なわを回して足元で止める→またぐ」から始めます。跳ばなくても、なわとびは練習になります。
跳べるようにしてあげたいときの練習の順番は、なわとびが跳べない子へ|つまずきの直し方にくわしくまとめました。
2. バランスボード|その場に立つだけで、体幹とバランス感覚を刺激しやすい

2つ目はバランスボードです。円盤の裏が半球になっていて、上に立つと前後左右にグラグラ傾く道具ですね。
運動が苦手な子は、体が傾いたときに立て直す動きでもたつきがちです。走る動きも、実は崩れたバランスを取り戻し続ける動きの連続。バランスボードは、乗って立っているだけで、その立て直しを何度も経験しやすい道具です。
私の指導現場では、こうしたグラグラする道具ほど、子どもは「もう1回」と言いたがる印象があります。テレビを見ながらでも使えるので、机に向かう習い事より気軽に始めやすいはずです。
両足で乗るのに慣れてきたら、私は片足立ちでも使わせています。走る動きは片足で体を支える連続なので、片足で立て直す経験も積みやすくなります。
ただ、転びやすい道具でもあります。片足立ちは両足よりぐらつきます。ラグやカーペットの上で使い、まわりに家具やおもちゃを置かないでください。最初は保護者が手をつないで、慣れるまでそばで見てあげると安心です。フローリングで転ぶとケガにつながります。痛みが出たときや怖がるときは、その日はやめておきましょう。
選ぶなら、乗る面にクッション性があるタイプがおすすめです。直径40cmくらいで、ふちに持ち運び用の穴が付いていると、出し入れもラクになります。
3. マーカーコーン|「目印」があるだけで動きの練習が遊びに変わる

3つ目はマーカーコーンです。サッカーの練習で見かける、平たいお皿のような目印ですね。10枚セットで1,000円前後と、3つのなかで一番安く手に入ります。
「ただの目印で何ができるの?」と思いますよね。私も最初はそうでした。でも使ってみると、これが一番の働き者でした。ジグザグ走の目印、ケンケンパの輪、宝集めゲームの宝物。置き方を変えるだけで、メニューがいくらでも作れます。
たとえば「コーンにタッチして戻ってくる」だけでも、切り返しの動きの練習になります。方向転換が苦手な子は、この動きの経験が少ないだけ、というケースが指導現場では多かったです。動きがぎこちない子を家の遊びで伸ばす進め方は、「動きがぎこちない」子へ|俊敏さ・反応を家で伸ばす遊びにまとめました。
軽くて踏んでも痛くないので、小さいきょうだいがいる家庭でも扱いやすいと思います。
買って終わりにしないコツは「親が先に遊ぶ」こと

道具をそろえても、使われなければ意味がありません。ここで一番お伝えしたいコツがあります。
子どもに「やりなさい」と渡すのではなく、親が先に遊んでみてください。お母さんがバランスボードでよろけて笑っている。その姿を見た子は、高い確率で「やらせて!」と寄ってきます。
逆に、練習っぽくすると急に嫌がられます。私も昔、わが子相手に回数のノルマを決めて失敗しました。「今日は10回ね」と言った日から、道具に近づかなくなったのです。ノルマをやめて一緒に遊ぶ形に戻したら、また触るようになりました。
上手にできたかどうかより、「楽しかったからまたやる」を優先する。遠回りに見えて、運動が苦手な子にはこの順番が合いやすいと感じています。
一緒に遊びながら、つい何か教えたくなったとき。そんなときの声のかけ方は、子どもへの走り方の教え方|言葉のかけ方で伝わり方が変わりますにまとめています。
※効果や続けやすさには個人差があります。ご使用の際は、まわりに物がないか確認し、お子さまの様子を見ながら無理のない範囲で楽しんでくださいね。
今日の一歩:まず1つだけ、子どもと一緒に選んでみる
3つ全部をそろえる必要はありません。
まずはお子さんと一緒に商品ページを見て、「どれで遊んでみたい?」と聞いてみてください。自分で選んだ道具は、届いた日に必ず触りたがります。その最初のワクワクが、おうちトレの一番いいスタートになりますよ。
